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一人で観る風景。


飾らない。でも、譲らない。
by no_brand
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2005年の本棚

2005年は59冊を読破しました。


タイトル 著者 読み終わった日

キッパリ!ーたった5分間で自分を変える方法 上大岡トメ 2005年1月10日
「大きな変化も小さい変化から」というのは的を射ていると思う。
内容よりも著者が1級建築士っていうのに驚いた。

きらきらひかる 江國香織 2005年1月12日
ホモとアル中の結婚生活。
だが、作者はこれを「普通の恋愛小説」だという。
恋愛は常に無謀なものなのだといいたいのだろうか。

考える技術 大前研一 2005年1月17日
複雑化した現代を生き抜くには論理的な思考力が必要。
具体例を通してその思考力の有用性を説く。
脳も訓練次第で鍛えられるとか。

夏の庭-The Friends 湯本香樹実 2005年1月19日
3人の小学生とおじいちゃんの心温まるお話。
小学生の視点から生と死を見つめ直す。

<ほんとうの自分>のつくり方 榎本博明 2005年1月22日
アイデンティティーとは何か、自分とはどうあるべきか。
答えのない疑問に対して心理学の切り口から心の
モヤモヤ感を解き明かしたもの。

ハーバードからの贈り物 デイジー・ウェイドマン 2005年1月26日
ハーバード・ビジネススクールの教授からの言葉を集めたもの。
面白いエピソードを交えてビジネスリーダーに必要なものを説く。

頭がいい人、悪い人の話し方 樋口裕一 2005年2月12日
バカな話し方を分類し、具体例を挙げながらその対策をとくもの。
頭がいい人の話し方=バカな話し方ではないもの
という程度の話。頭がいい人の話し方をまとめたものではない。

女子大生会計士の事件簿(DX.1) 山田真哉 2005年2月14日
会計士の仕事を物語形式で紹介するもの。
さすがにストーリーだけでは小説に見劣りするものの、
少しでも会計学の知識があると面白く読めるはず。

100日で「朝型人間」になれる方法 税所弘 2005年2月17日
いかに朝型が良いことかを切々と語る本。
いわゆる方法論はやや少な目か。著者は医学部中退。

入社3年目までに勝負がつく77の法則 中谷彰宏 2005年2月19日
社会人3年目までにしなくてはならないこと、
気をつけるべきことをまとめたもの。
3年目までについた差は一生取り戻せないとか。
忙しくて死にそうになってる新人には励みになるはず。

自分の人生は自分で決める 平尾ゆかり 2005年2月21日
学生と企業の接点を提供するNPO「キャリナビ」代表の書いた本。
自分の気持ちに素直になって行動しなさい、と熱く語る。

スターバックスコーヒー―豆と、人と、心と。 ジョン・シモンズ 2005年2月25日
ブランドコンサルタントが書いたスターバックスのプロセス。
元々はシアトルでコーヒー豆を売るだけの会社だったスターバックスが
いかにして世界中に広まっていったかを考える。
ブランドの底に秘めた信念を読み取れるはず。

スローカーブを、もう一球 山際淳司 2005年3月2日
「スポーツライター」という地位を築いた本。
「江夏の21球」以外はほとんど知られていないスポーツマンに
スポットを当て、一瞬の輝きを文章に収めている。

女子大生会計士の事件簿(DX.2) 山田真哉 2005年3月3日
文庫版のシリーズ2作目。
ストーリーのクオリティーが下がっているような印象を受けた。

青の時代 三島由紀夫 2005年3月8日
当時話題となった「光クラブ」を題材としたモデル小説(らしい)。
偏屈な秀才である主人公の内面に焦点をあてたもの。
今の時代の学生はこんな会話しないだろうなぁ。

会社の中で自分をブランド化する戦略 斉藤広達 2005年3月12日
BCGのコンサルタントが書いた自己啓発本。
とても簡単な表現でブランドを磨く方法を語るもの。

プロ論 B-ing編集部 2005年3月26日
企業という枠の外で活躍する50人のプロが仕事について語る。
クリエイティブな人が多かったような印象。

100億稼ぐ仕事術 堀江貴文 2005年3月31日
すべての仕事をメールに一元化するってのは面白いアイデアかも。

海辺のカフカ(上) 村上春樹 2005年4月3日
コメントしづらいな。とりあえず下巻まで読んでから。

海辺のカフカ(下) 村上春樹 2005年4月5日
やっぱりコメントしづらいな。「言葉には表現できない何か」を感じるのだが。

敗れざる者たち 沢木耕太郎 2005年4月18日
昭和51年発行の本。
にもかかわらず、まったく色褪せない名著。
すべてのスポーツ選手はいつか敗れる。
「敗れざる者」というタイトルが本全体のニヒルな雰囲気を伝えている。

ノルウェイの森(上) 村上春樹 2005年4月20日

ノルウェイの森(下) 村上春樹 2005年4月22日
人はみな歪んでいるとでも言いたいのだろうか。
あまりにも自殺させすぎな気がする。
複雑に絡まった関係をブツリと自殺で切っちゃうのは。

自分ブランドで勝負しろ! 藤巻幸夫 2005年4月25日
元伊勢丹のバイヤー、現福助代表取締役社長。
最近はけっこうテレビとかにも出ている人。
とにかく熱い。熱すぎる。こういう本は元気が出て好き。

娼年 石田衣良 2005年4月26日
大学生が娼夫として働く過程で欲望の多様性を感じる話。
小説の大部分が中年女性とのラブシーンに割かれている。
電車の中で読むのがちょっと恥ずかしい。

渋谷ではたらく社長の告白 藤田晋 2005年7月27日
サイバーエージェントの発足から現在に至るまでの過程を紹介した本。
藤田氏が起業を決意したのが24歳のとき。
今の自分との差を感じずにはいられない。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 山田真哉 2005年7月29日
身近な疑問から会計学を勉強してみようという趣旨の本。
かなり簡単に書かれているので全く会計を知らなくてもスラスラ読める。
そういえば以前R25でも紹介されていたような。
会計学自体よりもそこに隠れた発想の転換が興味深い。

20代で始める「夢設計図」 熊谷正寿 2005年8月2日
FreeMLなどを扱うIT企業GMOの代表取締役が書いた本。
この手の本をよく読むようになったということは迷っている証拠か。
やりたいことを、自分で潰さずに書き出してみるって大事だな。
とりあえず、夏はヒマだしやってみようと思う。

中坊公平・私の事件簿 中坊公平 2005年8月4日
日弁連の会長まで勤めた中坊公平氏が扱った事件をまとめたもの。
弁護士を目指すものとしては一度は読んでおきたい本。
ひたすら「現場」にこだわり貫く姿には感動を覚える。

CEOから高校生への96通の手紙 ダグラス・バリー 2005年8月7日
高校生がCEOになるためにはどうしたらいいか、全世界のCEOに手紙を送った。
その返信を集めて本にしたものがこれ。日本からは伊藤忠の丹羽社長が載っている。
企画自体も面白いし、社長の返信の共通点も面白い。

ブランド広告 内田東 2005年8月10日
ブランドを構築するための手段としての広告を考える本。
必然的にブランドとは何かということにも多く触れられている。
「消費者から考える」ことは全ての商売に共通だろう。
会社が売りたいものを売るのではなく、消費者が買いたいものを売る。

株主代表訴訟 牛島信 2005年8月15日
現役弁護士の書くビジネス・ロー・ノベル。
外資による老舗百貨店の買収を監査役の役割に焦点を当てて書かれている。
腰掛けの監査役が窮地に追い込まれるところから物語はスタートする。
商法の理想と現実との乖離が如実に明らかにされる。

MBO 牛島信 2005年8月16日
2冊連続の牛島信。
MBOとはマネジメント・バイアウト=経営者が企業を買収すること。
具体的な方法はこの本を読んでもらえばわかるはず。
小説としてはもう一歩足りない感じもするが、法律の勉強と割り切れば面白い。

グッドキャリア 山本直人 2005年8月23日
マーケティングの発想を人のキャリアに応用したもの。
以前一度読んだことがあったものだが、転機を前にもう一度読み直した。
何度も読み返したいと思う、数少ない本の一つ。

Good Luck アレックス・ロビラ 2005年8月28日
運と幸運の違いは何なのか、簡単な物語を通して伝えるもの。
幸運は下準備をする者の下にしか訪れない。
1時間もあれば十分読みきれる本。

盲導犬クイールの一生 石黒謙吾 2005年8月29日
盲導犬が生まれてから亡くなるまでをモノクロ写真と簡単な文章で伝える。
小学生でも読める内容。でもじんとくる。

電子の星 池袋ウエストゲートパークⅣ 石田衣良 2005年9月17日
IWGPの続編。

ルージュノワール 赤・黒 石田衣良 2005年9月21日
副題が池袋ウエストゲートパーク外伝。
IWGPに出てくるサルがメインで出てくる。

話せぬ若手と聞けない上司 山本直人 2005年9月23日
以前紹介したグッドキャリアの作者の新刊。
ちょうどモヤモヤしていたときだったのでけっこう考えさせられた。
サラリーマンという存在に誇りを持てない、
このままでいいのかという漠然とした不安を持つ、
なんてところはうんうん頷きながら読んでしまった。

女子大生会計士の事件簿(DX.3) 山田真哉 2005年9月24日
いい加減飽きてきたかも。。。

不安の力 五木寛之 2005年10月13日
不安はいつもそこにあるものであり、恐れるのではなく受け入れることが必要。
仏教の思想を使いながら「不安」に対する考えを深めるもの。
不安に満ち溢れた現代人にはオススメ。

燃えよ剣(上巻) 司馬遼太郎 2005年10月16日
新撰組土方歳三にスポットを当てた時代小説。
幕末モノとしては「竜馬がゆく」と並んで有名な本。

燃えよ剣(下巻) 司馬遼太郎 2005年10月19日
戦に人生のすべてを注いだ土方歳三の生き様を見ると自分がちっぽけに思える。
信念を貫くということはこういうことなのかもしれない。
それ以外の選択肢が考え付かないというのが本当に信念を貫いているとき。
そんな瞬間あったかなぁ。

決断力 羽生善治 2005年10月24日
言わずと知れた、元将棋七冠の羽生さんが書いた本。
将棋の話がメインではあるが、社会一般にも共通しそうな話もある。

知的な男は、モテる。 中谷彰宏 2005年10月30日
久しぶりに読んだ中谷本。
個人的にはブログの更新にも役立ちそうな部分があったから満足。
でも、モテるってコンセプトとは違うんじゃないかな。

スポーツドクター 松樹剛史 2005年11月2日
バスケで怪我をした女子高生とスポーツドクターがスポーツ選手の
悩みを解決していくという本。
会話とかにリアリティーがないのが残念だけど、切り口としては面白い。

テリー伊藤の遊びベタのための成功法則 テリー伊藤 2005年11月4日
演出家・テリー伊藤の本。ズバズバ切るので面白い。
主に30代ぐらいまでのサラリーマンの処世術について。

裁判官が日本を滅ぼす 門田隆将 2005年11月6日
不合理な判決を下す裁判官を糾弾する本。
痛ましい事件の記録を読むだけで気分が悪いのに
それに対する無関心な判決を見ると吐き気がする。
一方的すぎる点もあるが、裁判官がどうあるべきか考えるきっかけにはなる。

プロの論理力! 荒井裕樹 2005年11月14日
28歳にして年収1億を稼ぐトップ弁護士の書いた本。
東大法卒、現役合格にもかかわらずあえて中規模事務所へ入り、
青色LEDなどの大型訴訟に関わってきた人。
寄らば大樹ではなく、自ら攻める姿勢には憧れを抱く。

ブランドデザインが会社を救う ボブ・スリーヴァ 2005年11月16日
ブランディング系の本。といっても堅苦しくなく、挿絵や写真がオシャレな感じで楽しい。
記念すべきノルマ達成50冊目。

僕が六本木に会社をつくるまで 田中良和 2005年11月19日
GREEをたった一人で作り上げた人の本。
楽天で毎晩遅くまで働きつつも、深夜・土日を使って作る。
それがどれだけ大変なことか想像に難くないが、
一番すごいのはそれを楽しんでやれているところ。

野ブタ。をプロデュース 白岩玄 2005年11月21日
文藝賞受賞作でドラマ化されたもの。
かる~いテンションなのでテンポよく楽しんで読める。
無理して考えさせるような終わらせ方をしてるのが気になるけど
全体的にはそこそこ満足できる内容。

人は見た目が9割 竹内一郎 2005年11月25日
テーマは面白い。よく言われることだが、コミュニケーションの中で
言葉はわずか7%しか占めていない。
ノンバーバルなコミュニケーションを考えるのはいいけど、
マンガの話が多くて若干ピントがボケているような…

朝10時までに仕事は片づける 高井信夫 2005年11月27日
弁護士の書いた自己啓発本。以前一度著者の本を読んだことがある。
朝早く起きて仕事をすることが成功への近道だと説く。
これに影響されて頑張って早起きをしようと努力中。

4TEEN 石田衣良 2005年12月1日
直木賞受賞作。4人の14歳の物語。
どっかの雑誌(ヤンジャンかな?)でマンガになっているのを見たのが最初。
マンガがあまりに原作を忠実に再現していたため少し物足りない。

海外経験ゼロ。それでもTOEIC900点 宮下裕介 2005年12月3日
タイトル通り、帰国子女や留学経験がない著者が900点を取るまでの記録。
TOEIC対策のhow to本。500点台からスタートして2年半で900達成。
でも、もっと早く取れないもんかな。

すべては一杯のコーヒーから 松田公太 2005年12月5日
日本にタリーズコーヒーをたった一人で持ち込んだ人の本。
自らもバリスタとしてコーヒーを入れていたというから驚き。
成功した起業家はもてはやされるが、その第一歩はみな小さい。

プロ論。2 B-ing編集部 2005年12月23日
プロ論の続編。
クリエイティブな人の話が多く載っている。
誰しも最初は無名の新人だった。
それがわかるだけでもほっとする。

ビタミンF 重松清 2005年12月28日
30代後半の父親の視点から家族を見つめた本。
子供が思春期を迎え、将来がぼんやり見える時期。
若いわけでも老けたわけでもない中途半端な時期。
思わず自分の父親を想像してしまう。
直木賞受賞作。

by no_brand | 2005-01-11 14:08 | reading
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